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内容をわかりやくまとめています年金増やす方法は、2つあります。
- 繰り下げ受給
- 付加年金
目次
1.繰り下げ受給とは
1つ目は、繰り下げ受給です。繰り下げ受給とは、年金の受給開始を遅らせることで年金額を増やせる仕組みです。
65歳以降もバリバリ働く人にオススメです。
ポイントは、3つです。
- 繰り下げが出来るのは最大5年間(70歳まで)
- 国民年金、厚生年金のどちらか一方、両方の繰り下げを選択できる
- 一ヶ月繰り下げるごとに0.7%ずつ年金額が増額
国民年金の繰り下げ受給 例
受給開始年齢 | 受給額UP率 |
---|---|
65歳 | – |
66歳 | 8.4%UP |
67歳 | 17.5%UP |
68歳 | 25.1%UP |
69歳 | 33.5%UP |
70歳 | 42%UP |
国民年金の繰り下げ受給の注意点
受給開始を遅くして早死にしてしまうと損してしまいます。
損益分岐点(65歳スタートより年金総額が多くなる年齢)は下記の通りです。
受給開始年齢 | 損益分岐点 |
---|---|
66歳 | 77歳以上 |
67歳 | 78歳以上 |
68歳 | 79歳以上 |
69歳 | 80歳以上 |
70歳 | 81歳以上 |
繰り下げ受給の請求方法
国民年金、厚生年金の両方を繰り下げる場合は、65歳時に年金請求をせずに繰り下げしたい月に請求を行います。
また、国民年金、厚生年金のどちらか一方を繰り下げたい場合は、65歳時の年金請求書にその旨を記載して提出します。
2.付加年金とは
2つ目は、付加年金です。付加年金とは、国民年金の保険料に毎月400円の付加年金を上乗せすると国民年金の受取金額が増える仕組みです。
例えば、付加年金の納付月数が60ヶ月(5年)の場合、年間12,000円UPします。
付加年金の注意点
- 厚生年金年金加入者(会社員・公務員)は利用出来ません
- 会社員・公務員の妻(専業主婦)も利用出来ません
- 自営業・フリーランスのみ利用出来ます
付加年金の手続き
必要書類(年金手帳、本人確認書類、印鑑、預金通帳)を持って市区町村役場、年金事務所で手続きを行います。