雇用保険についてわかりやすく説明します

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雇用保険とは

労働者が失業、出産した場合などに必要な給付を受けることが出来る制度です。
会社員の方には、是非知っておいて欲しい制度になります。

主な制度は、下記の2つです。

  1. 失業保険
  2. 育児休業給付

失業保険とは

失業中の方に一定期間支給される給付金です。
失業は、明確に定義されています。

  1. 今現在無職であること心身共に健康でいつでも働ける状態であること
  2. 1ヶ月に2回以上の求職活動を行っていること

自己都合、会社都合とは

失業保険の受給条件、給付額、給付期間は、退職理由によって異なります
退職理由というのは2つありまして自己都合と会社都合です。

自己都合とは

自己都合とは、自分の意思で転職を希望して退職した場合に該当します。

該当するケースは非常に少ないと思いますが、懲戒解雇も該当します。
※故意に会社に甚大な損害を与えた懲戒解雇など

会社都合とは

  1. 経営不振によるリストラ、倒産
  2. 勤めていた事業所の閉鎖
  3. 勤めていた事業所の閉鎖
  4. 長時間残業を強いられた場合
などが該当します。

長時間残業は、明確に定義されています。
直近6ヶ月間の残業が
・どれか1ヶ月で100時間超
・連続する2ヶ月以上の期間で月平均80時間以上
・連続する3ヶ月で45時間以上
となります。

失業保険の受給条件

会社都合の場合

離職前1年間で雇用保険の加入期間が6か月以上になります。

事故都合の場合

離職前に1年間で雇用保険の加入期間が12ヶ月以上になります。

雇用保険は正社員の方であれば皆さん入っているものになります。入ってない場合は違法になります。加入有無の確認方法は、給与明細に雇用保険という欄がありますので天引きされていれば加入していることがわかります。

失業保険の給付額

ざっくりですが、ご自分の給与の50~80%と捉えて頂ければと思います

算出方法は
離職直前の6ヶ月の給与(ボーナス除く)÷180=賃金日額
賃金日額×50-80%=1日あたりの給付額
です。

離職前の給与が多ければ多いほど給付額が多いわけではありません。上限額と最低金額も決められています。
上限額:約8,500円
下限額:約2,500円
になります。

失業保険の給付期間

給付期間は、年齢、雇用保険の加入期間、退職理由によって異なります。

自己都合

自己都合の場合は、年齢問わず雇用保険加入期間が長ければ長い程、給付期間が長くなります。

会社都合

会社都合の場合は、年齢が上がるには上がれば上がる程、雇用保険加入期間が長ければ長い程、給付期間が長くなります。

失業保険のケーススタディ.1

年齢:30歳
月収(ボーナス除く):30万円
退職理由:自己都合
雇用保険加入期間:8年
の場合は、
1日あたりの支給額:約6千円
給付期間:60日
給付額(総額):約107万円
となります。

失業保険のケーススタディ.2

年齢:40歳
月収(ボーナス除く):40万円
退職理由:会社都合
雇用保険加入期間:15年
の場合は、
1日あたりの支給額:約7千円
給付期間:240日
給付額(総額):約160万円
となります。

失業保険の給付スケジュール

会社都合


緑の数字は、日数になります。
ハローワークで求職申込書を提出した日を受給資格決定日といいます。
受給説明会では、雇用保険、受給手続きの説明を聞きます。
初回失業認定日は、ハローワークで手続きを行います。

自己都合


緑の数字は、日数になります。
ハローワークで求職申込書を提出した日を受給資格決定日といいます。
受給説明会では、雇用保険、受給手続きの説明を聞きます。
初回、2回目失業認定日は、ハローワークで手続きを行います。
会社都合と大きく異る点は、初回の失業認定日の後に給付制限というものが2ヶ月間あります。

育児休業給付金とは

育児休業給付金とは、育児休業期間に支給される手当です。

育児休業期間は、男性と女性で異なります。
具体的には上記の通りです。※女性には、産後休業も存在します。

対象:雇用保険に1年以上加入している人
支給額(育児休業開始~180日):給与の2/3 X 支給日数
支給額(180日以降):給与の1/2 X 支給日数

育児休業給付金のポイント

税金(所得税、住民税)、社会保険料(健康保険、年金保険)が免除となります。

税金が免除になることで3つのメリットがります。

  1. 年金を納付したものとして将来、年金が計算される
  2. 医療サービスを今まで通り受け入れる
  3. 手取り収入は、休業前と大差が無い

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