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内容をわかりやくまとめています目次
iDeCoのデメリット
1.60歳まで途中引き出し出来ない
iDeCoは、原則60歳まで途中引き出し出来ません。
なぜならiDeCoは、老後のために自分で積立てる年金制度だからです。
途中引き出しできるケースもあります。
- iDeCo加入者が亡くなった場合
- iDeCo加入者が病気、ケガで障害を負った場合
2.手数料がかかる
iDeCoには、NISAと異なり初期、月額の手数料がかかります。
初期費用 | 約3,000円 |
月額費用 | 約200~650円 |
ネット証券会社は、月額手数料が安いのでオススメです。
※初期費用は、どこの証券会社でも変わりません。
iDeCoのメリット
1.掛金が全額控除
iDeCoは、掛金が全額控除となるので積立期間中ずっと所得税、住民税が軽減されます。
給与から控除を引いた「課税所得」に対して所得税、住民税がかかります。
つまり、控除が多ければ多いほど所得税、住民税が軽減されます。
年収500万円の方が毎月1万円のiDeCoを掛けていた場合、年間で約2.4万円の所得税、住民税が軽減されます。
2.運用利益が非課税
通常の運用で株や投資信託から得た利益(配当や譲渡益)に約20%の税金がかかりますが、iDeCoで運用した場合は税金がかかりません。
3.受け取り時は、一定額まで税金がかからない
iDeCoは、年金なので受け取り時に税金がかかりますが、一定額まで税金がかかりません。
iDeCoには、2つの受け取り方法があります。
※受け取り方法によってかかる税金が異なります。
- 一時金(一括で全額受け取る方法)
- 年金形式(何回かに分けて受け取る方法)
iDeCo 一時金受け取りの税金の仕組み
上記の図の通り(iDeCo一時金 + 退職金 – 退職所得控除)÷ 2 したものに対して税金がかかります。
一時金受け取りの場合は、「退職所得控除」が使えます。
iDeCo 年金形式での受け取りの税金の仕組み
上記の図の通り公的年金 + 企業年金 + iDeCo給付金 – 公的年金等控除 したものに対して税金がかかります。
年金形式での受け取りの場合は、「公的年金等控除」が使えます。