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投資信託とは
たくさんの投資家から集めたお金を1つの大きな資産として運用のプロが運用する仕組みです。
・東証一部上場企業の株をまとめた投資信託
・米国のナスダック市場に上場した企業をまとめた投資信託
・株と債権を混ぜた投信信託
など投資信託には、様々なものがあります。
投資信託の種類
「インデックスファンド」と「アクテイブファンド」の2種類があります。
TOPIXと同じ値動きをするのがインデックスファンドでTPOIXを上回る成果を目標とする運用がアクティブファンドです。
投資信託のメリット
リスク分散
株式は最低売買単位が100株と大きいため、有名な銘柄に投資しようと思うと、まとまった資金が必要になります。
そのため、まとまった資金のない個人投資家は少数の銘柄しか購入することができず、分散投資することが難しいでしょう。少数の銘柄に投資し、運用がうまくいかなかった場合、大きく損をしてしまう可能性もあります。
一方投資信託は、複数の投資家から集めた資金を元手に資産運用できるため、国内外の株式や債券、不動産などに分散投資することができます。
複数の銘柄に分散投資しておけば、1つの銘柄の運用で損失を出してしまっても、他の銘柄の利益でカバーすることも可能であるため、リスクを分散することができます。
少額から投資出来る
少額投資を行う場合のメリットは以下の通りです。
- 損失が発生しても小さくて済む
- 分散投資がしやすい
- 簡単に投資経験を積める
まず、投資する金額が少ないため、仮に損失が発生したとしても少額で済むというメリットがあります。投資初心者の方にとっては、利益を出すことよりも、損出を出さない、もしくは損失を最小限に抑えることが大切になるため、少額投資が適しているというわけです。
次に、少額投資では分散投資によるリスクヘッジがしやすいというメリットもあります。金融資産によって値動きが異なることを利用して、さまざまな資産に投資をして損失の発生リスクを抑える方法を分散投資といいます。分散投資は投資の基本でもあり、それぞれの資産に少額を分散して投資する手法は初心者にもやさしい投資手法といえます。
そして、低いハードルで投資の経験を積めるというのも、少額投資のメリットです。利益は少ないものの損失も小さく済むため、投資の勉強をしたい方にとって少額投資はメリットが大きい投資方法です。少額投資で投資のコツをつかんでから投資金額を増やすことで、無理なく収益を積み上げていけるようになっていくでしょう。