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内容をわかりやくまとめています民間介護保険が不要な理由をお話する前に介護必要な正確な情報(開始時期、期間、費用)を正しく理解しましょう。
目次
介護が必要な開始時期
介護が必要な開始時期は、健康寿命になります。
健康平均寿命とは、健康な身体で不自由なく日常生活が送れる期間です。
男性 健康平均寿命 | 72.1歳 |
女性 健康平均寿命 | 74.7歳 |
介護が必要な期間
介護が必要な期間は「平均寿命」-「平均健康寿命」で算出されます。
男性は9.1年、女性は12.6年となります。平均寿命の長い女性の方が介護が必要な期間が長くなります。
介護に必要な費用
平均月額介護費用は、7.8万円です。
参照データ:公益社団法人生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」97 ページ目
「介護が必要な期間」X 「平均月額介護費用」で介護に必要な費用が算出されます。
介護が必要な費用は、男性:852万円で、女性:1,179万円です。
平均寿命の長い女性の方が介護に必要な費用が高くなっています。
介護に必要な費用の範囲
オレンジの部分が介護が必要費用の範囲になります。
介護費用は、民間介護保険で備えるのはオススメしません
民間介護保険が、オススメでない理由は、介護保険料が高いからです。
なぜなら、年代別人口に占める要支援/要介護認定者の割合ですが、80歳以上の3人に1人以上が要介護となります。
介護が必要な人が多いということは、給付金に必要なお金も多いので保険金が高くなってしまいます。
参照データ:厚生労働省「介護給付費等実態統計月報」総務省「人口推計月報」
介護費用は、積立投資で備えるのがオススメ
介護費用は、貯金ではなく積立投資で備えるのがオススメです。
なぜなら、介護が必要になるのは70代前半になります。つまり、多くの人にとって必要になるまで時間があります。
時間を味方につける資産形成は、積立投資です。下記は、貯金と積立投資を比較した図です。積立投資は、30年後にには貯金の約2倍以上の差がつきます。